TOEICによく出る多義語002 last

ミケランジェロの大作「最後の審判」。英語にするとLast Judgement
TOEICによく出る多義語の第二弾はlastです。
いやいや、これが最後の問題ではないですよ(笑い)。
以下の英語を日本語にして下さい。
1. for the last week
2. The meeting lasted an hour.
3. Oil will last for another hundred years
4. He is the last person to tell a lie.
さて、lastのイメージです。
えっ、lastって最後じゃないの? 実は違います。
lastのイメージは続く、長持ちするです。一番続いたもの、長持ちしたものが最後のとなったわけです。
そういえばlastはlateの最上級でしたね。
ではこの意味をふまえてもう一度設問を考えて下さい。
1. for the last week
2. The meeting lasted an hour.
3. Oil will last for another hundred years
4. He is the last person to tell a lie.
では正解です。
1. for the last week
この1週間
2. The meeting lasted an hour.
この会議は一時間続いた。
3. Oil will last for another hundred years
石油はもう百年はもつだろう。
4. He is the last person to tell a lie.
彼は嘘をつきそうにない人だ。
1. 最後の一週間でも今を視点に考えたらこの一週間となります。
2. この続くという意味がTOEICが一番好きな意味でしょうか。
3. もつ、長持ちするも続くと似ている意味ですが、こちらも是非別に覚えておいて下さい。続くは知っていてももつの意味が出てこない生徒が多くいます。
4. the last person to V は直訳するとVする最後の人。そこから最もVしない人。決してVしない人という意味になります。
嘘をつく最後の人は一番嘘をつかない人ということですね。
lastはPart5をはじめ全Partで出題されます。リスニングにも普通に出題されます。続く、長持ちするという意味をしっかりおさえておきましょう。