TOEIC 最頻出 英単語 [019 utility]

よく知っている単語なのに、意外な意味を持つ英単語。第19弾はutilityです。
utility?「ユーティリティ・ソフト」とか言うよね、意味はうーんと、「役立つ」みたいな感じ?はい、合ってますよ。では、次の文の意味は分かりますか?
Utility bills rise by 37% in three years.
えーと、役に立つ請求書は上がらないですよね。
☆utilityは「公益事業」の意味があります。これがTOEICでは普通に出される意味です。
Utility bills rise by 37% in three years.
公益事業の料金が3年間で37%上がった。
ちなみに「公益事業」とは一般的に「電気・ガス・水道」のことで、そうやって覚える方が良いかもしれません。
この意味で使う時にはutilitiesと複数形で使うことも多いです。
なぜこの意味になったかですが、「電気・ガス・水道」は誰にでも「役に立つもの」だからでしょうか?
もちろんutility「役に立つもの」もよく使います。そして形容詞的に使うと「様々な用途で使える」という意味になります。
utility software 「ユーティリティー・ソフト」は「補助的な」という感じてとらえた方が良いかもしれません。
時計、ファイル圧縮、コンピュータウイルス駆除、メモリ管理、
そして、自分の好きなサッカーではutility playerという言葉あります。「様々な」ポジションをこなせるプレーヤーといういう意味です。日本代表だとキャプテンの長谷部誠選手でしょうか?
この長谷部、本職は中盤のボランチですが、ほぼどのポジションでもこなせます。
驚いたのは、数年前のブンデスリーグの試合で、交代枠を使い切った後にキーパーが退場になり、彼がキーパーを引き継いだことです。まさに「様々な」ポジションをこなせるプレーヤーですね。
[まとめ] utility には「公益事業-電気・ガス・水道」という意味があります。TOEICではよく電気代が上がって困っているという状況が特にPart7で現れます。他のパートでも出題されるので是非ご記憶下さい。