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しげTコラム[001] JAPは差別用語か?

重田 真人
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英語講師しげTこと重田真人です。一緒に楽しみながらTOEICの学習をしていきましょう。

先日、日本代表岡崎選手の所属する英国プレミアリーグ「ジェイミー・バーディー」という選手がカジノで「ジャップ」を連呼したことが問題になりました。

日刊スポーツ
岡崎の同僚FWが差別用語の「ジャップ」連呼を謝罪

バーディーは7月下旬にレスター市内のカジノで、東アジア系と思われる男性客に、自分のトランプを後ろからのぞかれたことに激怒。日本人に対する差別用語「ジャップ(JAP)」を3度連呼し、「出ていけ」と怒鳴り散らした。

まずこの記事を読んで東アジア系の男性は、本当に日本人?と思いました。カジノなら今や中国人の方が圧倒的に多いですからね。

それはともかくジャップは差別用語と規定されています。自分も子供の頃、ジャップは差別用語だと教わったことがありますが、漠然と「そうなのかな?」と思うことがありました。

例えばBritishの省略形であるBritはイギリスでは普通に使われています。BritもBritish同様に「イギリス人」という名詞と「イギリスの」という形容詞と使われています。

イギリスの音楽賞はBrit Awards, 鉄道乗り放題チケットBritRail Pass など至る所でその略称は使われいます。

それを考えるとJapaneseの略称にJapを使うのは普通のように思われます。

なぜJapが差別用語になったかは歴史と深い関係があるようです。Wikipediaを調べてみました。

ジャップ-Wikipedia

まず定義ですが、
ジャップ(Jap)とは、日本人および日系人を指す略称、蔑称または差別用語。

略称または差別用語とありますね。

古くは万延年間の江戸幕府の遣米使節に関する新聞報道にもこの表現が現れ、元来は単なるJapaneseの短縮形であり、蔑称ではなかった。しかし1900年にロンドンに留学中の夏目漱石が”Jap”と呼ばれて失敬と受け取る記述があり(倫敦消息)、当時すでに蔑称と認識されていたことがわかる。米国でも明治以後、日本人移民の増加とともに現地住民との摩擦が生じ、1930年代の日系移民排斥の風潮とともに蔑称の意味合いが強くなり、第二次世界大戦当時には反日プロパガンダに盛んに使用されたため、蔑称として定着した。

やはりもともとは蔑称ではなかったようです。特に第2次世界大戦がきっかけで蔑称として定着のですね。

香港、シンガポール、ブラジルなどの一部の国では、浅識から侮蔑語としての認識を持たずに Jap や Japs が用いられる事が有る。

なるほど。まあ略称としてはJPNよりJAPの方が明らかに自然ですから。知らない人もいるわけだから、Japと言われても、必ずしも侮辱ではないわけです。

そしてジャップの話と同様に気になる話があります。それは「支那(シナ)」という言葉です。

石原元都知事が「支那人」という言葉を連呼したため、在日中国人の間でもこの言葉は蔑称としてはっきり認識されているようです。

しかしなぜ「シナ」と呼ぶか理由は分かりますか?答えはChinaにあります。

えっ、なぜ英語?ではありません。もともとシナはChinaから来ています。

英語China(チャイナ)、スペイン語China(チナ)、ドイツ語China(ヒーナ)と呼び方が違ったり、多少綴りが違いますが。ちなみにポルトガル語はChinaを(シーナ)と発音するようで、音もそっくりですね。

中国人が「支那人と言うな」といのはこれを考えるとおかしな話です。全ての国が中国の呼び方を変えなければならないわけですから。

しかし中国嫌いで有名な石原慎太郎が、小馬鹿にしたような感じでこの言葉を使ったおかげで差別用語になったというわけです。

日本人がアメ公とか露助とか呼ぶのは最初から差別用語ですが、ジャップやシナはもともとは中立的な言葉で、歴史を経て差別用語なったという訳です。

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